双子の弟と幼なじみ
んー…とりあえずみぃに連絡入れとくか。




リビングに戻りつつ、みぃに返信をして、おかゆを食べた。





とりあえず…どうしよ。


まだ1時半。


これからなにをするでもなく寝てるのも、普段と違ってそわそわする。




…どうしよ。




スマホが震えてメッセージが届いたことを知らせる。




『ちゃんと寝ててね。
夕ご飯はみゆが作るから、なにも気にしちゃダメ』




…いい子だ、いい子すぎる。


誰だ、みぃのことを箱入り娘呼ばわりしてたのは。


こんなしっかりしてるじゃんか。




僕はみぃの指示に従って、自分の部屋に戻ってベットに入る。




あー…自分の部屋なのに、思い出してしまう。




今まで、みぃの体とか、見たことなかった。


いや、一応今回も裸じゃないし、肌着もちゃんと着てたんだけど…。


その、小説とか、漫画とかにあるような幼なじみの男女が一緒にお風呂に入るなんて展開なくて。


服越しに触れて、身長の割には華奢なみぃの体にテレるぐらいしかなかった。
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