双子の弟と幼なじみ
それが今回、眼前に現れたわけで。
やばい…目が冴えて寝れない。
あんなちっさくて、可愛くて。
中学の頃は見た感じまだ寸胴だったみぃが。
知らないうちに、えらく成長してしまっている。
流石に刺激が強い。
思春期男子が見ていいものじゃない。
そんな思考がぐるぐるしていて、気づいたら瞼が落ちていた。
次に目を覚ましたのは、ドアがカチャリと開いた音で、だ。
「ふーくん…?」
「みぃ?おかえり」
「ただいま…調子、どう」
「だいぶ良くなった」
ドアの隙間から覗き込むみぃを寝たまま見る。
いそいそと、部屋に入ってきて、すっと袋が差し出される。
「なに?」
「…ゼリーと、風邪薬。あと…レシート」
あぁ、金は返せと。
淡白だな、本当に。
自然に笑みがこぼれて、僕は起き上がる。
やばい…目が冴えて寝れない。
あんなちっさくて、可愛くて。
中学の頃は見た感じまだ寸胴だったみぃが。
知らないうちに、えらく成長してしまっている。
流石に刺激が強い。
思春期男子が見ていいものじゃない。
そんな思考がぐるぐるしていて、気づいたら瞼が落ちていた。
次に目を覚ましたのは、ドアがカチャリと開いた音で、だ。
「ふーくん…?」
「みぃ?おかえり」
「ただいま…調子、どう」
「だいぶ良くなった」
ドアの隙間から覗き込むみぃを寝たまま見る。
いそいそと、部屋に入ってきて、すっと袋が差し出される。
「なに?」
「…ゼリーと、風邪薬。あと…レシート」
あぁ、金は返せと。
淡白だな、本当に。
自然に笑みがこぼれて、僕は起き上がる。