曇り、時々晴れ。
「なんでここにフリガナふってあるわけ!?要らないよね!?」
紗良の強い口調に圧倒される。
「低学年の子が、説明にフリガナなかったら、分からないからだよ。必要だよ。」
「あっそ」
え!
あんなに、何も知らず怒ったのに、なんでごめんって言わないんだろ。
それに、話しかけても、すぐどこかへ、言ってしまう。
「だいじょぶ?」
「アキ!?」
気がつけば、アキがそこにいた。
「なんか、最近紗良ちゃんが無視してきて……私、何か、したのかな……。」
「フリガナふるだけで怒るあいつがおかしい。紗良はそーゆーやつだろ。」
お前は悪くない、と。
力強く言ってくれた。
「ありがと」
これが、アキを意識し始めた理由かもしれない。
紗良の強い口調に圧倒される。
「低学年の子が、説明にフリガナなかったら、分からないからだよ。必要だよ。」
「あっそ」
え!
あんなに、何も知らず怒ったのに、なんでごめんって言わないんだろ。
それに、話しかけても、すぐどこかへ、言ってしまう。
「だいじょぶ?」
「アキ!?」
気がつけば、アキがそこにいた。
「なんか、最近紗良ちゃんが無視してきて……私、何か、したのかな……。」
「フリガナふるだけで怒るあいつがおかしい。紗良はそーゆーやつだろ。」
お前は悪くない、と。
力強く言ってくれた。
「ありがと」
これが、アキを意識し始めた理由かもしれない。