Forbidden Desire~秋風に舞う葉のように~


唇を尖らせ、いじけたような顔をした颯人を見て、俺は無意識に呟いてしまった。


「……可愛い…」


「……え?」


「ごめん、ちょっとだけ!」


自制のきかなくなった俺の両腕は、颯人の身体を引き寄せていた―――。





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