Forbidden Desire~秋風に舞う葉のように~
「……やれるもんなら、やってみたら?」
誘うような瞳をした颯人の妖艶な微笑みが、そこにあった。
呼吸が苦しくなって、胸も、苦しくなった。
また……俺を騙そうとしてるかもしれない。
その手に、乗っちゃいけない…。
そう、思った。
思っているのに。
身体は意に反して動いて……。
「その言葉……後悔させてやる……」
唇までもが、言うことを、きかない。