覚悟はいいか!【完結しました】



「…………とまんねぇんだよ」

「「え?」」

「毎日仕事でも会って、どんなに遅くなって疲れててもそのあとも絶対優の家に向かってる
優の優しさにどっぷり甘えてる
週末はずっと優の家に入り浸り
しかも、週末になったら止まらねぇんだよ
どれだけ抱いても足りねぇんだ
こんなの、今まで無かったんだよ」

「そんなの、好きで仕方ねぇからだろ?
俺も司に対してそんなときあるよ
我慢できねぇんだ
でもそれは気持ちが溢れてしまってんだよ」

「好きで仕方ない…………確かにそうだと思う、
あいつ無駄にモテるし気が気じゃない
他の男に取られたら間違いなく殺れる」

「物騒なこと言うな、洋介も誠もそんな相手に出会えたって訳だ
誠は優ちゃんと付き合ってからは今までみたいな吐き気とかはなくなったのか?」

「いや、それが………優以外の女が近付いただけで身体が拒否してる
露骨にならないようにしてるけど
身体全体が優しか無理になって、もしかしたら前より酷いかも」

「へぇー、誠がなぁ!まぁ、いいんじゃない?
行きずりの女なんて限界あんだよ
優ちゃんにはちゃんと気持ちが伴ってるから抱けたんだろ?」


洋介が軽く言いながらビールを飲み干した
本当にいいのだろうか
毎回意識を飛ばすまで抱き潰す自分が怖いときがある


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