ノンフィクション物語
お絵かきは本当に楽しかった。
今までの自分、あたしを分かってくれてるような…
何故だかそんな気がしていた。



―…その年の5歳の誕生日に家族から"友達"をプレゼントしてもらったー…

【"友達"とは♀のハムスターの事です。ですが、ここでは"友達"と表記させていただきます。】


その"友達"には何でもしゃべれる大切な存在だった。


毎日、幼稚園から帰ってきては一番に"友達"のもとへと駆けつけていた。
カゴから出しては"友達"の頭を撫でて、今日の出来事、お絵かきが本当に好きなこと…
とにかくたくさん話しかけていた。

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