略奪"純"愛 『泣かすなら俺がもらう』
俺はオムライスを頼み、結はサラダとグレープフルーツジュースを頼んだ。

「悪阻? 大丈夫か?」

それで、もつのか?

「うん。他の人に比べたら、そんなに大した
事はないの。
野菜や果物は一応食べられるし。」

結は儚く笑う。



「………最後に聞いていいか?」

「何を?」

「ほんとに結婚するのか?」

「うん。」

「今、ほんとに幸せか?」

「うん。」


「………悪かったな。

いろいろ、振り回して。」

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