略奪"純"愛 『泣かすなら俺がもらう』
「じゃあ、優しくて、お前の事を大事にして
くれて、かっこよくて、仕事ができて、
スキーやテニスが好きな奴が現れたら、
どうすんの?」
「ええ!?
そんな人現れるわけないじゃん。」
「なんで?」
ここにいるじゃん。
「だって、私、こんなだし?」
「こんなって?」
「チビだし、スタイルも良くないし、顔も
可愛くないし。」
「お前、バカ?」
「は? 天にバカって言われたくない!」
「バカはバカだろ。
小さいのが可愛いって思う奴もいるし、
お前のくりくりの目ん玉が可愛いって思う
奴だっているよ。
何より、この歳になって、外見だけで好きとか
嫌いとか言わないだろ。」
「………ムカつく。」
「何が。」
「反論できないとこ。」
「ぷっ
素直じゃん。」
めっちゃ、かわいい。
「私はもともと素直なの。
天がいつも喧嘩売ってくるだけでしょ?」
くれて、かっこよくて、仕事ができて、
スキーやテニスが好きな奴が現れたら、
どうすんの?」
「ええ!?
そんな人現れるわけないじゃん。」
「なんで?」
ここにいるじゃん。
「だって、私、こんなだし?」
「こんなって?」
「チビだし、スタイルも良くないし、顔も
可愛くないし。」
「お前、バカ?」
「は? 天にバカって言われたくない!」
「バカはバカだろ。
小さいのが可愛いって思う奴もいるし、
お前のくりくりの目ん玉が可愛いって思う
奴だっているよ。
何より、この歳になって、外見だけで好きとか
嫌いとか言わないだろ。」
「………ムカつく。」
「何が。」
「反論できないとこ。」
「ぷっ
素直じゃん。」
めっちゃ、かわいい。
「私はもともと素直なの。
天がいつも喧嘩売ってくるだけでしょ?」