こんな出会いもいいかなって
空港に着いた。帰りたくないなー
あと少しで飛行機乗らなきゃなのに離れれない。
いや、話してくれないの方が正しいかも。笑

「ねえ、離して?」
"むり"
「乗り遅れちゃう。」
"遅れればいいじゃん、ずっといればいいじゃんか。"

さっきと立場逆になってる気がする笑
てか、昨日サボろっかなって言ったらダメって言ったのは先輩だよね?笑

「でも学校あるもん。」
"そだよな。ごめん。"

あ、うん。なんか複雑だな。

「じゃあ行くね。」

なんで先輩何も言わないの?もお行くからね。
先輩とどんどん離れてく。

"れな!!!"

え?振り向いた瞬間、先輩に抱きしめられた。何が起こってるのかわからない。肩揺れてる。先輩泣いてるの?

「先輩?」
"俺の方が案外やばいかもしれない。俺、お前がいなきゃダメなんだよ。本気で好きなんだ。"
「うん。大丈夫だよ、きっと先輩なら必ずなれるよ。」
"おう。"
「先輩、だいすきだよ。」

私はぽっぺに唇を落とした。すると先輩はおでこに。

"れなこれ。"
「ん?」

すると先輩は、右手の薬指に...これって

"半年後、こっちにはめさせてくれよな。"

先輩は、目は涙で濡れてたけど、最高な笑顔で私の左手の薬指をトントンってした。
そして、私は日本に帰ってきた。


あー、帰っちゃったか。俺やってけるかな。
よし、ここまで頑張ってきたんだ!あと半年がんばろ。
それからも俺は、毎日助手や雑用たくさん学んだ。
そして、俺が日本に帰る一ヶ月前のことだった。
さゆりさんが赤ちゃんが出来たこと。それは、俺にとってすごい嬉しかった。なんてったって、俺の姉貴みたいな存在の人だし、れなをここまで連れてきてくれて1番感謝してるから。
そして、ついに明日日本に帰る。空港でのれなの反応楽しみだな。笑
やべー、想像しただけでにやける笑

"俺きも。"
⦅ほんとよ、気持ち悪いったらあらしないわ⦆
"さゆりさん...3年間お世話になりました!"
⦅私お世話なんてしたつもりないわよ。あなた自信が頑張ってきただけでしょ。⦆
"さゆりさん最後までカッコイイっすねさすがっすわ"
⦅れなちゃんを幸せにしてあげなさいよ⦆
"言われなくってもわかってます"

ついに今日だー!先輩に会える!!!ちょっと緊張するな笑
よし!空港到着!先輩まだかなー?

「あ!せんぱーい!!!」

先輩も私に気づいてくれて手を振ってくれた!
ははっ。荷物重そう笑

先輩が荷物置いた瞬間飛びついた。でもちゃんと受け止めてくれるから安心する。

"あっぶねえ。笑"
「先輩おかえり!」
"話聞けよ笑 ったく。ただいま。"

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