こんな出会いもいいかなって
そして、ついに先輩の卒業の日。
私は朝からとても憂鬱だった。こんな日来なきゃいいのにってこの1週間ずっと思ってた。あー先輩居なくなっちゃうんだ。やだな。また1週間後には先輩アメリカに行っちゃうし。
「学校行きたくない」ピンポーン
「れなー!!行くよー!」
みっちゃん??どして?先輩は?あ、そっか。卒業生は、時間遅れて登校だったな。最後くらい一緒に行きたかったな。
「行ってきます…。」
「おはよれな!」"おはよ愛しのれな。"
え?なんで。私、憂鬱すぎて幻覚でも見えてきたのかな。
「すごい顔してるwww」
"どして?って顔だな"
「当たり前じゃないですか!なんでいるの?先輩。」
"居ちゃ悪い?"
「悪くないですけど、遅れて登校なんじゃ...」
居ちゃ悪い?っていて欲しいよ。
"俺は最後の日でも一緒に行きたかったんだけど?れなはちがった?"
「違うわけないじゃないですか~涙」
みっちゃんがいるのも関わらず、先輩に抱きついた。
もおすき、大好きだよ先輩。
そして、卒業式。
グスッ。涙
「れなー、まだ先輩たち、入場してないよ?」
「だって、嫌なんだもん。」
「よしよし。」
『卒業生入場』ガラガラ。パチパチぱちぱち。
ほんとに卒業しちゃうんだ。楽しかったな。先輩と過ごした時間。とっても幸せだったよ。
『答辞。卒業生代表、一ノ瀬光喜。』"はい。"
「え。先輩、答辞するんだ~。かっこいい。」
"この学校で学べたこと大切な友達にも出会えて俺は幸せでした。"
ふふっ笑笑 俺って。先輩、今卒業式だよ笑
"そして、俺はとても大切な人と知り合えました。俺は約1週間後アメリカへ留学します。最初は、大切な人を置いていけるわけないって思ってました。けれど、その人は応援するって言ってくれました。今の俺はその人のおかげです。とてもこの先不安ですけど、その人のことを毎日想って頑張りたいと思います。最後に...田嶋怜奈!!!!"
「え!?」ザワザワッ。
先輩めっちゃ注目されてるよ...
"れな、来い。"
いやダメだよ。きっと先生もカンカンで...あれ、先生達すごくニッコリしてる。いいってこと?
私は言われた通りステージにいる先輩の元へ向かった。
"ええー、ここで言うか迷ったんですけど。宣言したいんで、今言います。"
え、なに??何も聞いてないんだけど。
"俺が卒業してから、バレないと思ってこいつに手出さないよーに。それと、触れないで。"
なにそれ笑 けど嬉しい笑
"れな。俺アメリカで頑張る。だから待ってて。"
「はい!ずっと待ってます!」
"それでさ、その時、俺と結婚してくれませんか?"
すごいサプライズだよこれ涙
こんな大勢の前で宣言とかすごすぎるって。涙
「よろしくおねがいします」
"れな!好きだ!"
先輩が腕引っ張って私を抱きしめた。こんな大勢の前でされたら、恥ずかしいよ。絶対私顔赤いよ。
それから、卒業式の内容を終えて
『卒業生退場』
盛大な拍手で先輩達は見送られた。
先輩、私に幸せをくれてありがとう!!
「先輩どこだろ~。」
先輩の第2ボタンは、私がもらうんだから!って先輩告白されてる。さっきのあれ見なかったの??私たちの間に入る隙間なんて無いのー!
"ごめん。さっきの見てわかっただろうけど、俺にはれなだけだから。"
きゃー!先輩!だいすき!かっこいい!さすが!
"れな、そこに隠れてんだろ。" んげっ。バレてた。
「れなちゃんは、教室にいますよー(ダミー声)」
"あ、そっか。なら俺帰るって伝えてー"
え!だめ!!先輩!!
「待ってよ先輩!!」ドンッ!
"ふっ笑 引っかかってやんの笑"
んー!!騙したな!この野郎!!
「先輩のばか。好き」
"うん知ってる。おいで。"
そう言って先輩が腕広げるから私は、思いっきり飛びついた。一瞬よろけたけどちゃんと抱きとめてくれた!
もお、こんなことも出来ないんだなーて考えてるとまた泣けてきそうで、危ない。もお今日は泣かないんだから!今日はね!
「ふふーん笑 先輩いいにおい。先輩の匂い好き!」
"この変態"
「その変態を好きなんじゃないんですか。」
"調子に乗るな。"
「でも、ハグはやめないんですね。笑」
先輩のそういう所もだいすきだよ!
"よし。これから荷物取りに行かないとな!"
「え?なんの荷物?」
"俺んちに1週間泊まるんだろ笑"
「あー!!!忘れてた!!!!」
"ああうるせえ。耳痛い。"
「ごめんなさい笑」
荷造り完了っと!リビングに戻るとソファに座ってたから、そーっとそーっと近づいて、ギュッ!!"うわ!"
「ビックリしました?笑」
"当たり前な笑 よし行くか!"
先輩と手繋いでボーイフレンドハウスへ!GO!!
"れな、痛い。"
腕振りすぎた笑
「ごめんなさい笑 楽しみすぎて。」
"いいよ。可愛いから許す。"
かぁー。もおすぐ照れさす!!!
"よし、着いたよ"
「おっきい...」
"そんなことないよ笑 入って"
先輩ってお坊ちゃんかなにかなの?そんなことより、きれーい。ほぼ、白だ。笑 先輩らしいな笑
先輩とご飯食べて、沢山いっぱいお話して、この1週間とっても充実したなー。あ、安心して?学校にはお母さんがわけ話してくれて休めるようにしてくれたから!笑
そして、最後の日。
私にとって人生最大の最悪な日。そう。明日先輩がアメリカに旅立つの。
ベッドに先に入ってると、お風呂から上がった先輩が来た。泣いてたの気づかれませんように。
「先輩。ほんとに行っちゃうの?」
しまった。こんなこと言うつもりじゃなかったのに。私のバカ。
"うん、行く。ごめんな。"
「そっか!ううん!いいの!頑張ってね!」
あーもうどうして泣いちゃうかな。自分に腹たっちゃうよ。応援するって決めたのに待ってるって決めたのに。
"れな?こっち向いて。"
「やだっ」
"れな。お願いだから。"
「......ちゅッ...え?」
"れな。3年待ってれる?毎日電話するし、ビデオ通話だってする。たまに戻ってくるし、永遠に会えないってわけじゃない。俺、他の女とか興味無いよ。アメリカに美人居たとしてもれな以外無いから。だから、安心して?"
「うん。」
"そんな目で見られたらやばいんだけど。この1週間まじで我慢してたのに。しかもお前初めてじゃん。無理矢理はしなくないんだよ。"
そんな目ってどんな目なの?ずっと我慢してたんだ。私先輩なら平気なんだけどな。
「私いいよ。大丈夫。ちょっと怖いけど、先輩ならいいよ。」
"は?まじで言ってんの?"
「うん。」
"そんなん言われたら、途中で止めるとか無理だからな?"
「いいよ。大丈夫だもん。」
"わかった。優しくするから。"
先輩が旅立つ日の前の日、私たちは1つになった。
そして、今は空港。
「せんぱい。頑張ってね!!ずっと待ってるから!」
「こうき先輩。れなのこと傷つけたら私が許しませんから。」
"おう、当たり前だろ。じゃあそろそろ行くわ。"
あ、先輩ほんとに行っちゃうんだ。ドンッ!!
「れな!行ってきな!!」
「みっちゃん...ありがとう!行ってくる!」
私は先輩に、後ろから抱きついた。
"れな?"
「先輩。3年とかすぐだよね。私待ってるから。ずっと。だから、私のこと捨てないでね。」
"うん、すぐだよ。帰ってきたら真っ先にれなのとこ行くから。"
「うん!だいすき!!」
"俺も。"
私たちは、先輩が乗る飛行機の受付が終わる寸前までずっとハグしてた。
そして、先輩は。アメリカに行った。
私は3年になって、先輩のことを知らない、新入生の子に告白されたりもした。けれど、私は先輩の事しか興味なくて毎回断る。すると、
"えらいじゃん。"
え?今先輩の声が聞こえたよーな。
"れな、久しぶり。"
私は朝からとても憂鬱だった。こんな日来なきゃいいのにってこの1週間ずっと思ってた。あー先輩居なくなっちゃうんだ。やだな。また1週間後には先輩アメリカに行っちゃうし。
「学校行きたくない」ピンポーン
「れなー!!行くよー!」
みっちゃん??どして?先輩は?あ、そっか。卒業生は、時間遅れて登校だったな。最後くらい一緒に行きたかったな。
「行ってきます…。」
「おはよれな!」"おはよ愛しのれな。"
え?なんで。私、憂鬱すぎて幻覚でも見えてきたのかな。
「すごい顔してるwww」
"どして?って顔だな"
「当たり前じゃないですか!なんでいるの?先輩。」
"居ちゃ悪い?"
「悪くないですけど、遅れて登校なんじゃ...」
居ちゃ悪い?っていて欲しいよ。
"俺は最後の日でも一緒に行きたかったんだけど?れなはちがった?"
「違うわけないじゃないですか~涙」
みっちゃんがいるのも関わらず、先輩に抱きついた。
もおすき、大好きだよ先輩。
そして、卒業式。
グスッ。涙
「れなー、まだ先輩たち、入場してないよ?」
「だって、嫌なんだもん。」
「よしよし。」
『卒業生入場』ガラガラ。パチパチぱちぱち。
ほんとに卒業しちゃうんだ。楽しかったな。先輩と過ごした時間。とっても幸せだったよ。
『答辞。卒業生代表、一ノ瀬光喜。』"はい。"
「え。先輩、答辞するんだ~。かっこいい。」
"この学校で学べたこと大切な友達にも出会えて俺は幸せでした。"
ふふっ笑笑 俺って。先輩、今卒業式だよ笑
"そして、俺はとても大切な人と知り合えました。俺は約1週間後アメリカへ留学します。最初は、大切な人を置いていけるわけないって思ってました。けれど、その人は応援するって言ってくれました。今の俺はその人のおかげです。とてもこの先不安ですけど、その人のことを毎日想って頑張りたいと思います。最後に...田嶋怜奈!!!!"
「え!?」ザワザワッ。
先輩めっちゃ注目されてるよ...
"れな、来い。"
いやダメだよ。きっと先生もカンカンで...あれ、先生達すごくニッコリしてる。いいってこと?
私は言われた通りステージにいる先輩の元へ向かった。
"ええー、ここで言うか迷ったんですけど。宣言したいんで、今言います。"
え、なに??何も聞いてないんだけど。
"俺が卒業してから、バレないと思ってこいつに手出さないよーに。それと、触れないで。"
なにそれ笑 けど嬉しい笑
"れな。俺アメリカで頑張る。だから待ってて。"
「はい!ずっと待ってます!」
"それでさ、その時、俺と結婚してくれませんか?"
すごいサプライズだよこれ涙
こんな大勢の前で宣言とかすごすぎるって。涙
「よろしくおねがいします」
"れな!好きだ!"
先輩が腕引っ張って私を抱きしめた。こんな大勢の前でされたら、恥ずかしいよ。絶対私顔赤いよ。
それから、卒業式の内容を終えて
『卒業生退場』
盛大な拍手で先輩達は見送られた。
先輩、私に幸せをくれてありがとう!!
「先輩どこだろ~。」
先輩の第2ボタンは、私がもらうんだから!って先輩告白されてる。さっきのあれ見なかったの??私たちの間に入る隙間なんて無いのー!
"ごめん。さっきの見てわかっただろうけど、俺にはれなだけだから。"
きゃー!先輩!だいすき!かっこいい!さすが!
"れな、そこに隠れてんだろ。" んげっ。バレてた。
「れなちゃんは、教室にいますよー(ダミー声)」
"あ、そっか。なら俺帰るって伝えてー"
え!だめ!!先輩!!
「待ってよ先輩!!」ドンッ!
"ふっ笑 引っかかってやんの笑"
んー!!騙したな!この野郎!!
「先輩のばか。好き」
"うん知ってる。おいで。"
そう言って先輩が腕広げるから私は、思いっきり飛びついた。一瞬よろけたけどちゃんと抱きとめてくれた!
もお、こんなことも出来ないんだなーて考えてるとまた泣けてきそうで、危ない。もお今日は泣かないんだから!今日はね!
「ふふーん笑 先輩いいにおい。先輩の匂い好き!」
"この変態"
「その変態を好きなんじゃないんですか。」
"調子に乗るな。"
「でも、ハグはやめないんですね。笑」
先輩のそういう所もだいすきだよ!
"よし。これから荷物取りに行かないとな!"
「え?なんの荷物?」
"俺んちに1週間泊まるんだろ笑"
「あー!!!忘れてた!!!!」
"ああうるせえ。耳痛い。"
「ごめんなさい笑」
荷造り完了っと!リビングに戻るとソファに座ってたから、そーっとそーっと近づいて、ギュッ!!"うわ!"
「ビックリしました?笑」
"当たり前な笑 よし行くか!"
先輩と手繋いでボーイフレンドハウスへ!GO!!
"れな、痛い。"
腕振りすぎた笑
「ごめんなさい笑 楽しみすぎて。」
"いいよ。可愛いから許す。"
かぁー。もおすぐ照れさす!!!
"よし、着いたよ"
「おっきい...」
"そんなことないよ笑 入って"
先輩ってお坊ちゃんかなにかなの?そんなことより、きれーい。ほぼ、白だ。笑 先輩らしいな笑
先輩とご飯食べて、沢山いっぱいお話して、この1週間とっても充実したなー。あ、安心して?学校にはお母さんがわけ話してくれて休めるようにしてくれたから!笑
そして、最後の日。
私にとって人生最大の最悪な日。そう。明日先輩がアメリカに旅立つの。
ベッドに先に入ってると、お風呂から上がった先輩が来た。泣いてたの気づかれませんように。
「先輩。ほんとに行っちゃうの?」
しまった。こんなこと言うつもりじゃなかったのに。私のバカ。
"うん、行く。ごめんな。"
「そっか!ううん!いいの!頑張ってね!」
あーもうどうして泣いちゃうかな。自分に腹たっちゃうよ。応援するって決めたのに待ってるって決めたのに。
"れな?こっち向いて。"
「やだっ」
"れな。お願いだから。"
「......ちゅッ...え?」
"れな。3年待ってれる?毎日電話するし、ビデオ通話だってする。たまに戻ってくるし、永遠に会えないってわけじゃない。俺、他の女とか興味無いよ。アメリカに美人居たとしてもれな以外無いから。だから、安心して?"
「うん。」
"そんな目で見られたらやばいんだけど。この1週間まじで我慢してたのに。しかもお前初めてじゃん。無理矢理はしなくないんだよ。"
そんな目ってどんな目なの?ずっと我慢してたんだ。私先輩なら平気なんだけどな。
「私いいよ。大丈夫。ちょっと怖いけど、先輩ならいいよ。」
"は?まじで言ってんの?"
「うん。」
"そんなん言われたら、途中で止めるとか無理だからな?"
「いいよ。大丈夫だもん。」
"わかった。優しくするから。"
先輩が旅立つ日の前の日、私たちは1つになった。
そして、今は空港。
「せんぱい。頑張ってね!!ずっと待ってるから!」
「こうき先輩。れなのこと傷つけたら私が許しませんから。」
"おう、当たり前だろ。じゃあそろそろ行くわ。"
あ、先輩ほんとに行っちゃうんだ。ドンッ!!
「れな!行ってきな!!」
「みっちゃん...ありがとう!行ってくる!」
私は先輩に、後ろから抱きついた。
"れな?"
「先輩。3年とかすぐだよね。私待ってるから。ずっと。だから、私のこと捨てないでね。」
"うん、すぐだよ。帰ってきたら真っ先にれなのとこ行くから。"
「うん!だいすき!!」
"俺も。"
私たちは、先輩が乗る飛行機の受付が終わる寸前までずっとハグしてた。
そして、先輩は。アメリカに行った。
私は3年になって、先輩のことを知らない、新入生の子に告白されたりもした。けれど、私は先輩の事しか興味なくて毎回断る。すると、
"えらいじゃん。"
え?今先輩の声が聞こえたよーな。
"れな、久しぶり。"