こんな出会いもいいかなって
次の日の朝、見事に目が腫れてる

「やばい、腫れちゃった。」
「どうしたの、その目。昨日先輩となんかあった?」

私は、昨日起きたことすべて話した。そしたらみっちゃんすごく怒っちゃって、私の携帯奪って先輩に電話かけちゃった。

「もしもし!!!!!先輩!私れなのこと傷つけたら許しませんって言いましたよね?約束が違うじゃないですか!」
"ごめん。けど、これだけは、言わせてくれ。俺は浮気してない。ほんとに違うんだ。言い訳にしかならないけど、あいつは、唯一の日本人で俺の上司だ。それで、俺が会社に忘れ物してそれを届けてくれただけなんだ。けれど、家にいれたことは変わりない。ごめん。"
「私に謝らないで、れなにきちんと話してください。れな、ほら。」
「やだっ」ブンブンッ
「今は無理?」
「むりやだ。」

今は話したくないよ。きっと嫌われたんだ飽きられたんだ。

「今は話したくないそうです。」
"わかった。れなに伝えて。いつでも連絡してきて、すぐ返事するからって"
「はい、分かりました」

先輩、本当は、ちゃんと聞こえてたよ。先輩が反省してること。ごめんね、でも、私今は話したくないの。
すぐ返事するって言ってくれてありがとう。

それからというものれなは、今教員になるため猛勉強中なのに集中出来ない。先輩は、今日は、プロの監督の助手として現場研修なのに集中出来てない。
そう、この2人にはお互いのことが必要だということ。

"結局、連絡来なかったな。"
ピコンッ。「先輩。本当は先輩の言葉全部聞こえてたよ。ありがとう。大好きだよ。」

俺は、すぐ電話かけた。そしたられなの声が

「もしもし」"もしもし。れな、俺も好きだ。ものすごく今会って抱きしめたい。"
「私も。あ!先輩聞いて!!私ね、教員試験受かったの!」
"え、まじ??"
「うん!」
"よかったな、おめでとう!"
「ありがとう!」


< 9 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop