極上御曹司の愛妻に永久指名されました
長谷川の浴衣姿を見て小春の目はハートになっている。
そういえばこのふたり、仕事が忙しいのもあって全然進展していないような気もするのだけど、実際はどうなんだろう。
小春、たまに長谷川と目が合うとボッと火がついたように真っ赤になることがあるんだよね。
この旅行でうまくいくといいのだけど。
「お邪魔しまーす」
小春とニコニコしながら部屋に上がると、風間がノートパソコンを広げて仕事をしていた。
「旅行に来ても仕事?」
少し咎めるように言えば、彼はクールな顔で「海外はゴールデンウィークなんて関係ないからな」と答える。
確かにそうなんだけど、いつリラックスするのよ。
土日だって数時間は書斎で仕事してるし、彼の体調が心配になる。
「そんなんじゃあ、いつか倒れるわよ」
「大丈夫だ。ちゃんとお前で息抜きしてるから」
風間はパソコンをわきに置き、私を見て悪戯っぽく笑った。
「あのねえ、私はあんたのおもちゃじゃあ……!?」
文句を言おうとしたら、ノックの音がして仲居さんが入ってきた。
「お食事をお持ちしました」
そういえばこのふたり、仕事が忙しいのもあって全然進展していないような気もするのだけど、実際はどうなんだろう。
小春、たまに長谷川と目が合うとボッと火がついたように真っ赤になることがあるんだよね。
この旅行でうまくいくといいのだけど。
「お邪魔しまーす」
小春とニコニコしながら部屋に上がると、風間がノートパソコンを広げて仕事をしていた。
「旅行に来ても仕事?」
少し咎めるように言えば、彼はクールな顔で「海外はゴールデンウィークなんて関係ないからな」と答える。
確かにそうなんだけど、いつリラックスするのよ。
土日だって数時間は書斎で仕事してるし、彼の体調が心配になる。
「そんなんじゃあ、いつか倒れるわよ」
「大丈夫だ。ちゃんとお前で息抜きしてるから」
風間はパソコンをわきに置き、私を見て悪戯っぽく笑った。
「あのねえ、私はあんたのおもちゃじゃあ……!?」
文句を言おうとしたら、ノックの音がして仲居さんが入ってきた。
「お食事をお持ちしました」