極上御曹司の愛妻に永久指名されました
スカートのホックを外したい。
でも、風間たちがいるから絶対に無理だ。
「アイスを食べるのも苦行に思えてきた」
スプーンでアイスをずっと突いていたら、小春に突っ込まれた。
「紫、そんなことしてたらアイス溶けちゃうよ」
「……溶けて蒸発して欲しい」
フーッと大きな溜め息をつけば、風間がフッと笑った。
「お腹がいっぱいなら、無理して食べることはない」
「うん。そうする。もうお腹が破裂しそう」
スプーンを置いてお腹をさする。
私以外の三人はアイスもペロリと平らげている。
みんなのお腹、ブラックホールなんじゃないの?
食事を済ませると、今度はお風呂。
部屋付きの露天風呂もあるけど、小春と大浴場に向かう。
風間たちも一緒に行くはずだったのだが、仕事の電話がかかってきて「先に行っててくれ」と彼に言われた。
【女】と書かれた朱色の暖簾をくぐり、ガラガラッと引き戸を開けて女風呂へ。
でも、風間たちがいるから絶対に無理だ。
「アイスを食べるのも苦行に思えてきた」
スプーンでアイスをずっと突いていたら、小春に突っ込まれた。
「紫、そんなことしてたらアイス溶けちゃうよ」
「……溶けて蒸発して欲しい」
フーッと大きな溜め息をつけば、風間がフッと笑った。
「お腹がいっぱいなら、無理して食べることはない」
「うん。そうする。もうお腹が破裂しそう」
スプーンを置いてお腹をさする。
私以外の三人はアイスもペロリと平らげている。
みんなのお腹、ブラックホールなんじゃないの?
食事を済ませると、今度はお風呂。
部屋付きの露天風呂もあるけど、小春と大浴場に向かう。
風間たちも一緒に行くはずだったのだが、仕事の電話がかかってきて「先に行っててくれ」と彼に言われた。
【女】と書かれた朱色の暖簾をくぐり、ガラガラッと引き戸を開けて女風呂へ。