極上御曹司の愛妻に永久指名されました
私の方はちょっと拍子抜け。
緊張して損した……って、まるで風間に抱かれるのを期待していたみたいじゃないの。
布団に入るも、風間のことが気になってなかなか寝つけなかった。
何度も「うーん」と寝返りを打っていたら、仕事が終わったのか彼がこちらの部屋に戻って来て、慌てて寝たふりをする。
息を殺して耳を澄ませば、風間が隣の布団に入る気配がした。
「まだ寝てないのか?」
風間に声をかけられてドキッとしたが、なにも答えずギュッと目を閉じる。
風間、鋭すぎるよ〜。
でも、部屋には読書灯しかついていないし、私が寝てないなんてはっきりとはわからないはず。
黙っていればそのまま彼も寝てくれると思ったのに、
突然布団をガバッとめくられて組み敷かれた。
驚きでつい目を開ければ、すぐ目の前に彼の顔があってハッとする。
「今夜はゆっくり寝かせてやろうと思ったのにな」
風間の目が、薄明かりの中妖しく光る。
緊張して損した……って、まるで風間に抱かれるのを期待していたみたいじゃないの。
布団に入るも、風間のことが気になってなかなか寝つけなかった。
何度も「うーん」と寝返りを打っていたら、仕事が終わったのか彼がこちらの部屋に戻って来て、慌てて寝たふりをする。
息を殺して耳を澄ませば、風間が隣の布団に入る気配がした。
「まだ寝てないのか?」
風間に声をかけられてドキッとしたが、なにも答えずギュッと目を閉じる。
風間、鋭すぎるよ〜。
でも、部屋には読書灯しかついていないし、私が寝てないなんてはっきりとはわからないはず。
黙っていればそのまま彼も寝てくれると思ったのに、
突然布団をガバッとめくられて組み敷かれた。
驚きでつい目を開ければ、すぐ目の前に彼の顔があってハッとする。
「今夜はゆっくり寝かせてやろうと思ったのにな」
風間の目が、薄明かりの中妖しく光る。