極上御曹司の愛妻に永久指名されました
恭一も知ったのは今朝だったのか。
小春も知ってて私を送り出したのね。彼女も『楽しんで来てね』って言ってたし。
「でも……いいのかな?仕事なのに楽しんじゃって」
戸惑う私の手を恭一が掴んで歩き出した。
「社長命令だからいいんだ」
優しく微笑む彼にキュンとなる。
「スーツケースの着替えは小春が用意したらしい。あと、お前の分のチケットも持ってるから」
「そう」
社長と小春と長谷川に感謝だ。
ついさっきまでは、恭一は仕事があるから仕方がないって諦めて、ひとり寂しいクリスマスイブを過ごすつもりでいた。
その後、新幹線と車に乗って三時間ほどのところにあるスキーリゾートホテルに到着。
時刻は午後七時半過ぎ。
日はすっかり暮れて、セピア色の灯りにホテルが照らされている。
「わあ〜、綺麗なホテルだね」
思わず歓声をあげれば、恭一が「ああ」と笑顔で頷いた。
古城のような外観がとてもロマンチックで素敵だ。
小春も知ってて私を送り出したのね。彼女も『楽しんで来てね』って言ってたし。
「でも……いいのかな?仕事なのに楽しんじゃって」
戸惑う私の手を恭一が掴んで歩き出した。
「社長命令だからいいんだ」
優しく微笑む彼にキュンとなる。
「スーツケースの着替えは小春が用意したらしい。あと、お前の分のチケットも持ってるから」
「そう」
社長と小春と長谷川に感謝だ。
ついさっきまでは、恭一は仕事があるから仕方がないって諦めて、ひとり寂しいクリスマスイブを過ごすつもりでいた。
その後、新幹線と車に乗って三時間ほどのところにあるスキーリゾートホテルに到着。
時刻は午後七時半過ぎ。
日はすっかり暮れて、セピア色の灯りにホテルが照らされている。
「わあ〜、綺麗なホテルだね」
思わず歓声をあげれば、恭一が「ああ」と笑顔で頷いた。
古城のような外観がとてもロマンチックで素敵だ。