極上御曹司の愛妻に永久指名されました
どこか満足そうに微笑む長谷川を見て、恭一はフッと笑う。
「お前の余計なお節介もあったがな」
「それはお互いさまだよ」
目を合わせて笑い合うふたりがなんだか怖い。
「ねえ、余計なお節介ってなに?」
気になってふたりに尋ねたら、恭一が私に目を向けた。
「福島のリゾートホテルの件、社長に進言したのは長谷川なんだ」
長谷川、クリスマスツリーだけじゃなくて、私と恭一がふたりで過ごせるようお膳立てしてくれたんだ。
そういえば、あのメッセージカード、きっとうまくやれとか書いてあったんだろうな。
だから、それがちょっと恭一には嬉しいようで、それでいて悔しかったのかも。
「そうだったんだ。長谷川、ありがとう。じゃあ、お互いさまってのはどういうこと?」
今度は長谷川だけに聞いたら、彼は少し渋い顔で答えた。
「俺と小春のために恭一が高級レストランとホテルを予約してくれてね」
「ああ。なるほど」
ホント、このふたりは無二の親友だね。
「お前の余計なお節介もあったがな」
「それはお互いさまだよ」
目を合わせて笑い合うふたりがなんだか怖い。
「ねえ、余計なお節介ってなに?」
気になってふたりに尋ねたら、恭一が私に目を向けた。
「福島のリゾートホテルの件、社長に進言したのは長谷川なんだ」
長谷川、クリスマスツリーだけじゃなくて、私と恭一がふたりで過ごせるようお膳立てしてくれたんだ。
そういえば、あのメッセージカード、きっとうまくやれとか書いてあったんだろうな。
だから、それがちょっと恭一には嬉しいようで、それでいて悔しかったのかも。
「そうだったんだ。長谷川、ありがとう。じゃあ、お互いさまってのはどういうこと?」
今度は長谷川だけに聞いたら、彼は少し渋い顔で答えた。
「俺と小春のために恭一が高級レストランとホテルを予約してくれてね」
「ああ。なるほど」
ホント、このふたりは無二の親友だね。