極上御曹司の愛妻に永久指名されました
親友の幸せを願ってお膳立てする。
素敵なふたりだ。
フフッと笑みを浮かべていたら、突然長谷川が仕事モードの顔で私に告げた。
「紫ちゃん、六月の第三土曜日、副社長の予定一日押さえといて」
「あ、うん。ゴルフか出張?」
長谷川に確認するが、答えたのは恭一だった。
「俺たちの結婚式だ。お前もちゃんと予定しておけよ」
「ええ〜!」
驚いて素っ頓狂な声を上げる私。
昨日の夜、来年の春の結婚式が楽しみとか聞いたのは夢ではなかったのか。
恭一に抱かれて、夢か現かわからなくなっていたんだよね。
今年も、そしてこれからも、この超絶美形たちの策略にハラハラドキドキさせられそう。
「紫ちゃん、今ならハネムーンの場所どこでも選べるからね。年始までに希望を聞かせてくれるとありがたいな」
長谷川がニコニコ笑顔で言う。
でも、これは早く決めろと催促しているのだ。
ハネムーンなんていいと断ろうとしたら、恭一に釘を刺された。
素敵なふたりだ。
フフッと笑みを浮かべていたら、突然長谷川が仕事モードの顔で私に告げた。
「紫ちゃん、六月の第三土曜日、副社長の予定一日押さえといて」
「あ、うん。ゴルフか出張?」
長谷川に確認するが、答えたのは恭一だった。
「俺たちの結婚式だ。お前もちゃんと予定しておけよ」
「ええ〜!」
驚いて素っ頓狂な声を上げる私。
昨日の夜、来年の春の結婚式が楽しみとか聞いたのは夢ではなかったのか。
恭一に抱かれて、夢か現かわからなくなっていたんだよね。
今年も、そしてこれからも、この超絶美形たちの策略にハラハラドキドキさせられそう。
「紫ちゃん、今ならハネムーンの場所どこでも選べるからね。年始までに希望を聞かせてくれるとありがたいな」
長谷川がニコニコ笑顔で言う。
でも、これは早く決めろと催促しているのだ。
ハネムーンなんていいと断ろうとしたら、恭一に釘を刺された。