あなたの心の片隅に。
そんなこんなで
やっと、着物が何着か買えた。
京「よーしっ次はドレス!」
そうだった。まだドレスがあったんだ
私「ドレスは自分一人で選びます」
京「えー?どして?」
私「流石に時間を取らせてしまって悪いので…」
だってかれこれもう何時間も経っている。
京「んーじゃあ今日は俺とデートしよ!」
「「え!?」」
そう声を出したのは私だけでなく隣にいる佐藤さんもだった。
佐「京輔おぼっちゃま流石にそれは」
京「ん?なんかまずい?」
そっか。京輔君も結婚してること知らないんだ。
佐「ま、まずいといいますか」
私「京輔君それはちょっと…」
京「だって、優哉とは水族館とかいくんでしょ?」
私「それとこれとはちょっと…
京「ん?なにがちがうの?
むしろ親戚の男女がデートとかしちゃうより
よっぽど健全だと思うけど?」
ま、まあ。それはそうかもしれないけど。
優哉君とは一応夫婦だし。
…でも、そんなこと優哉君の承諾なしに言えない