あなたの心の片隅に。


そんなこんなで

やっと、着物が何着か買えた。




京「よーしっ次はドレス!」


そうだった。まだドレスがあったんだ


私「ドレスは自分一人で選びます」



京「えー?どして?」



私「流石に時間を取らせてしまって悪いので…」


だってかれこれもう何時間も経っている。


京「んーじゃあ今日は俺とデートしよ!」



「「え!?」」



そう声を出したのは私だけでなく隣にいる佐藤さんもだった。



佐「京輔おぼっちゃま流石にそれは」



京「ん?なんかまずい?」


そっか。京輔君も結婚してること知らないんだ。


佐「ま、まずいといいますか」



私「京輔君それはちょっと…」



京「だって、優哉とは水族館とかいくんでしょ?」



私「それとこれとはちょっと…

京「ん?なにがちがうの?

むしろ親戚の男女がデートとかしちゃうより
よっぽど健全だと思うけど?」




ま、まあ。それはそうかもしれないけど。

優哉君とは一応夫婦だし。




…でも、そんなこと優哉君の承諾なしに言えない



< 118 / 263 >

この作品をシェア

pagetop