あなたの心の片隅に。
京「だって休日の佐藤さんを振り回しちゃうって気にしてんでしょ?」
私「それはそうですけど…」
佐「私は大丈夫ですよ?」
んー…。
そう佐藤さんは言ってくれるけど、
佐藤さんにとって休みを邪魔してるのはまぎれもない事実だし。
私「わかりました。私でよければ」
佐「志保さん!」
京「よっしゃー!
そうと決まればカフェにでも入って
ドレス見に行こう!
そのあとはここの上のレストランでも入って」
色々増えてる気が…
佐「いいんですか?
私のことはお気になさ
私「佐藤さん。
あくまでもドレス見るだけですし、
もうだいぶ私のせいで時間もなくなってしまいましたが、どうかお休みになってください」
佐「では、お言葉に甘えて。」
私「はい。本当にありがとうございます」
佐「とても楽しかったです。
京輔おぼっちゃま。お言葉ですが、志保さんにくれぐれも手をお出しにならないように」
京「はーい。心得ておきます」
ふてくされたように京輔君は頬を膨らませた。
佐「では、失礼致します」
佐藤さんを見送り私たちはカフェに入った