あなたの心の片隅に。
京「…腫れてる」
顔の目の前に京輔君の顔が近づいた
私「み、見ないでください。」
京「ごめんごめん
…ドレス選びは後日にする?」
私「いえ…
付き合ってくれますか?」
京「もちろん!」
わからないけど
帰る場所には優哉君もいるし
今は会いたくない気持ちと
居心地のいい京輔君の隣に居たいと思ってしまった。
着物選びとっても楽しかったから
京「そうと決まれば!」
私「きゃっ」
急に引き上げられた腕。
京「志保ちゃんに似合うの選んであげる!いこうっ」
優しいし気遣いができて
優哉君に負けない容姿
友里も言ってたけどモテるんだろうな。
強引にも優しく引っ張られた手は
繋いだままドレスがたくさん並ぶフロアにたどり着いた