あなたの心の片隅に。
とっさに私は向かった。
昔の家に。
東條家に着いたはいいけど
記者の人がたくさん。
どうしよ、入れなさそうだな。
仕方ない。
この人しかいない。
プルルルルルル。
プルルルルルル
「は、はい」
泣いているような声だ。
お屋敷の中は相当大変なんだと予想がつく
私「もしもし、夏妃さん?
私、志保です」
夏「え!?志保さん!」
私「今、東條の家の前にいます。
入れてもらえませんか?」
夏「わかったわ
表は記者の方が沢山いるから
裏口をあける!」