あなたの心の片隅に。
優哉君は
一人で頭を抱えていた。
優「志保?、なんでお前が…」
私「指示ちょうだい
通訳くらいならできるから!」
優「あ、ああ。
今から俺は謝罪に回らなきゃならない。
ここは佐藤に指揮を任せる。
お前は俺と一緒に謝りに回ってほしい。
肩書き上、妻ってことだから
いるといないとでは全く効力が違う。
申し訳ないが使わせてもらう」
私はこの数年で秘書検定をとった。
なぜなら。
東條家に戻るつもりでいたから。
もう一度やり直す。
そう決めていた