あなたの心の片隅に。







優「すまなかった。迷惑かけて」





私「いいえ。やっと全部回りきれましたね」




優「ああ。なんとかな。
ん、好きなの選べ」




私「これとーこれ!」



わたしたちはやっと浅かったコンビニのおにぎりを車の中で食べようとしていた



優「お前器用だな」




私「え?もしかしてコンビニのおにぎり初めてですか?」




優「あぁ。コンビニというところでご飯を食べたことはないな」




私「貸して!」



優哉君の持ってるおにぎりを取り
フィルムを剥いてみせた



私「はいっぼっちゃま
コンビニのおにぎりでざいます」




優「その呼び方はやめろ」




私「ふふふっ(笑)」




優「勉強不足だっただけだ」



ムキになる優哉君

またこうやって笑える日がくるなんて
今回の騒動も良かったかもと不謹慎にも思ってしまった

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