あなたの心の片隅に。
⁑
♡
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今日の仕事に区切りをつけ化粧直しをしたあと
優哉君の元に駆けつけた
私「お、遅れてすみません」
椅子の肘掛に肘を置いて俯いてる優哉君
…寝てる?
私たちは仕事を一緒にするようになったとはいえ
家は別々。
忙しい毎日。
ほとんど家に帰ってないと佐藤さんから聞いている
私「…優哉君…」
優「あぁ。悪い。」
私「お疲れですね。社長」
優「2人の時に社長はやめろ」
時計を確認する
優「まだ間に合うか」
私「会食は何時からですか?」
優「会食?」
私「ええ。会食。
あれ?夜あけとけって」
優「ああ今日は2人だ」
私「じゃあ今日はお休みになったほうが…」
優「そういうわけにはいかない!
ジャケット取ってくれ」
私「は、はい」
優「まだ間に合う。行くぞ」
ジャケットに袖を通した優哉君は颯爽とエレベーターに乗り込んだ