あなたの心の片隅に。




コース料理はあらかじめ優哉君が注文していて


席に着くなりスムーズに運ばれるお料理




私「すっごく美味しいです」



優「そう?ならよかった。」




私が口にしたことのないような上品な料理

とてつもなく美味しいものばかりだった



こんなかしこまったレストランは

京輔君とデパートに行った以来…かな?




優哉君はこういうとこに他の女の人を連れて来たりするのだろうか…



優「どうした?」




私「いや。こんな素敵なお店知ってるなんてすごいなって…」




優「まあおぼっちゃまだからな(笑)」



最近はぼっちゃま呼びも自虐ネタにしてしまってる優哉君


私「よく来るんですか?」



優「さあ?」


ニヤッと笑う優哉君

別に教えてくれたっていいのに。

誰と来てるか問いてる訳ではないんだから。

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