ずっと、好き。/碧田麻央〜コラボ小説~
小走りにその背中を追いかけて、横に並ぶ。



「なあ、十叶」



『んー?』



…少なくとも私は、こうして佑京に待ってもらえて、お家でご飯を食べることが出来て。



彼女よりも、断然有利な立場にいるはずなのに…なんでなんだろう。



なんでこうも、難しい恋になっているんだろう。



「お前、寒くないの?」
< 12 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop