ずっと、好き。/碧田麻央〜コラボ小説~





『ご飯食べてる時もそのマネージャーの子の話をさぁ、』



「“ん〜”」



『…ねぇ!高橋くん聞いてる!?』



耳元にあてた端末から聞こえてるくる、少しだけ中世的な声。



「“聞いてる聞いてる、落ち着きな?”」



『だって…』



私を宥めた彼は、また明日聞いてやるから、と優しい声色でそう言う。
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