サヨナラの向こう側
3人は各々好きな場所に座った。
あたしの隣にはお酒を持ってきた茶髪の人が座り、見た目どおり少し軽そうな感じで話し掛ける。
『俺直哉。君は何チャン?』
『雪奈です…みんなは雪っていいます。』
『へー雪ちゃんかぁ。可愛いね♪』
…なんて答えればいいかわからず隣に座っていた奈緒に助けを求めようとした。
でもそこにいたのは奈緒ではなく涼太さんだった。
いつのまにか奈緒は健ちゃんの隣に移動していた…
『ねぇ。雪ちゃんて彼氏とかいんの?』
あたしの顔を覗き込んだ。
ちっ…近い…
なんなのこの人!
『います…』
だから離れて。
とまでは言えなかったけどさすがに離れてくれると思っていた。
『そっかー。でも関係ないかぁ』
…は?
直哉さんはあたしの腰に手を回してきた。
あたしの隣にはお酒を持ってきた茶髪の人が座り、見た目どおり少し軽そうな感じで話し掛ける。
『俺直哉。君は何チャン?』
『雪奈です…みんなは雪っていいます。』
『へー雪ちゃんかぁ。可愛いね♪』
…なんて答えればいいかわからず隣に座っていた奈緒に助けを求めようとした。
でもそこにいたのは奈緒ではなく涼太さんだった。
いつのまにか奈緒は健ちゃんの隣に移動していた…
『ねぇ。雪ちゃんて彼氏とかいんの?』
あたしの顔を覗き込んだ。
ちっ…近い…
なんなのこの人!
『います…』
だから離れて。
とまでは言えなかったけどさすがに離れてくれると思っていた。
『そっかー。でも関係ないかぁ』
…は?
直哉さんはあたしの腰に手を回してきた。