ハル色に染まるるを…
「はいはい。拗ねない拗ねない。」
そう言ってハルくんは、
いつものように
私の頭をわしゃわしゃした。
撫でられた子犬のように
大人しくなる私。
この優しいハルくんの手が好き。
何を言っても
何度告白しても妹扱い。
全然相手にされないのは
分かってる。
いつもと違う真剣なトーンで
伝えた事もあったけど、、、
反応は同じだったから。
もう側にいられるなら
"妹"のままで
いいやとも思ってしまう…