ハル色に染まるるを…
ご飯を食べ、ゆっくりしたところで
ハルくんが私をソファーへ連れて行った。
「ゆーい。落ち着いた?
何があったか、話せる?」
「あのね…」
話そうとすると、突然意識とは別に
勝手に涙が出てきた。
「大丈夫?無理に話さなくていいから。
思い出させてごめんな。」
「ううん…話す…今日ね……」
私は、今日の
林田先生とのことを話した。
ハルくんは、涙が止まらず途切れ途切れ話す
私の言葉を、急かすでもなく
ゆっくり聞いてくれた。