いつだって恋は雨模様
「んーまぁとりあえず、美少女ちゃんも将来の彼氏さんも聞いてってね」

語尾にハートをつけそうな勢いだった。

1.2.1.2.3..4!

菅谷くんの言うとおり、

時間が止まった。

夢中になった。

興奮が押さえられなくなった。

「はーい、こんな感じですけどどうでしょうか...って、

美少女ちゃん...。そんなに感動してくれちゃったの?

そんなこと思われちゃったら、翠ちゃん感激だなー!」

「私、入ります」

「私、軽音楽部に入ります」

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