10日間彼氏
「はーい、空の旅からお帰りなさい。お気をつけてお降りくださいっ」
いつのまにか、観覧車が地上に着いていて私達は、キスする寸前の体勢で、係りのお兄さんにドアを開けられた。
観覧車の係りのお兄さんは、顔色ひとつ変えなかったけれど、もう慣れたものなのだろうか。
は、恥ずかしい。イチャイチャしているように見えたかな。
でも、キスはしてくれなかった。
キスしょうとして、途中で辞めたみたいだった。
したかったのにな、キス。
観覧車を降りて前を歩く彼を、無言で追いかけた。
いつのまにか、観覧車が地上に着いていて私達は、キスする寸前の体勢で、係りのお兄さんにドアを開けられた。
観覧車の係りのお兄さんは、顔色ひとつ変えなかったけれど、もう慣れたものなのだろうか。
は、恥ずかしい。イチャイチャしているように見えたかな。
でも、キスはしてくれなかった。
キスしょうとして、途中で辞めたみたいだった。
したかったのにな、キス。
観覧車を降りて前を歩く彼を、無言で追いかけた。