塩系男子が甘々彼氏!?

結局そのあと、元気取り戻した川谷と昼ご飯を食べて午後はエキシビジョンで有志の出し物と閉会式。

「で〜?桐谷なんだって??」

ニヤニヤ顔の川谷が早速さっきのことを聞き出そうとしてくる。

「そう!頼れって言ってくれたんだよ!でも......」

「でも?」

「告白はまだしないで、もっと紫穏くんを知って、自分を知ってもらいたいと思います!!!」

これは本当にさっき思ったこと。
善は急げと言うけれど、お互いの気持ちがあるわけだしこればかりは速さの問題じゃない気がして。
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