僕を忘れないで……

気付いたら僕は真っ暗な所に居た

「ねぇ、誰かいないの!?」

何も帰ってこない

1人なのかな

ぽぉぅ

なんか先が明るい
人がいる
おいでって読んでるみたい

?「---お母さんね、もうすぐ行かないといけないの、お父さんとなかよくね。---愛してるわ」


お母さん……?
でも顔が思い出せない
ぼやがかかってる所は僕の名前?


あれ
もう1人いる

?「---父さんなこの人と結婚するんだ。もうすぐ弟か妹も産まれるぞ、---お前もお兄ちゃんだな!」

お兄ちゃん……



また、誰か来た
なんだろ、この人には近づいちゃだめな気がする

?「ほんと、あんたってじゃまよね。せっかくあんたのお父さんが金持ちだから結婚して子供も出来たのになんであんたがいるの!じゃままなんだよ!死ね!消えろ!」

バンッ!ドカッ、

な、にこれ

「はぁはぁ、ご、めん、な、さい、はぁはぁ……!」

?「はぁ?何謝ってんだよ!謝るくらいなら死ねよ!」

じゃ、殺してよ


気付いたら殴られるのが終わってた

次は水と火とカッターを持ってる

カッターを火に近ずけてる

なにするの?

それを僕の方に持ってきて後ろを向かされる
そして背中を切られた

「ぐっ、はぁはぁ、い、や……!やめて、ごめんなさい、はぁはぁ」

?「はははっ!良い気味よ!もっと苦しみなさい!」

ガチャ
?「ただいまー」

?「チッ、帰ってきた、また明日ね。この部屋から出るんじゃないわよ」


どうやって出るの

?「おかえりなさーい!」

?「ぁぁ、ただいま、---は?」

?「え?寝ちゃったわ!今日も公園で遊んだから疲れたんじゃないかしら!」

嘘、1度も部屋からでてないよ


その後部屋に女が入ってきて
水をかけられた

「はぁはぁ、けほっ、はぁはぁ、」


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?「……ん!?だ……ぶ?」

ん?山崎……さん
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