君は友達。
きっと私のこの症状の原因は、前者の鬱や自律神経失調症なんじゃないだろうか。

きっかけなんて、ありふれてると思う。

なんだっけ、曖昧にしか思い出せなくて。

きっと劣等感からじゃないのかと思う。

始まりから最悪だったんだ。

そうか。
思い出の影を探してもしょうがないから授業に集中する。

いつか誰かに話したりする機会なんてないだろうけど、あったら記憶の蓋を開けよう。

そう思い難問にペンを走らせようとする。

問題文が全く頭に入ってこなくて、何回も文字の羅列を目で辿る。

意味が理解できない。

本当にどうしようか。

誰にも相談したことないし、できないし。

本当に本当に辛い時は相談できなくなる。

迷惑なんじゃないだろうか、お荷物になる、ウザがられる、嫌われる...エトセトラ。

普段気にしないタイプでも不安が倍増して襲いかかる。

そして遮断してしまうのだ。

そしてあまりにも本当に辛い時は涙も出なくなる。

感情が動かないということだ。
相当危険なんじゃないかと悟るのだが。

こうやって思うこと思うことに関連付けて女子のおしゃべりのように続いていくから、頭が疲れてしまう。

どうでもいいのにやめられない。
そんな負のループでしかない。


やっと理解できた問題文に基づいて式を立て解いて解を出していく。

そんな作業は嫌いだけど自分の世界に浸れる時間だ。

少しは重宝しなければ。
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