ニ.ゲ.ロ.
次の日、警察に連絡し、遺体を引き取ってもらった。
その時に、衝撃の事実を聞いてしまった。
ほたるは、もうこの世にいなかった。
一週間前に、交通事故で他界していたらしい。
そっか。
私たちを指名したのはそういうことなんだ。
姫夏ちゃんの無念を、自分の代わりに親友だった私と結菜に晴らしてほしいと思ったんだね。きっと今頃、天国て二人仲良く遊んでいるのかな。
ほたる。
私はあなたを忘れないよ。
姫夏ちゃん。
あなたもね。
二人とも、もっといきたかったよね。
二人で、
私たちも含めて四人で。
幸せに笑いたかったよね。
なら、私がやらなければ。
ほたると姫夏ちゃんの分まで生きて、幸せにならなきゃ。


空は、澄み渡るような綺麗な青で塗られていた。
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