鳴らない電話を抱きしめて
図書室が閉まる時刻になったので、私達はそこから出る事になった。
「オレの名前は、藤堂 将貴(とうどう しょうき) 2年。」
「私は 澤木 里緒菜 1年です。藤堂先輩、宜しくお願いします。」
昇降口でお互いの自己紹介を済ますと、
「最近駅前の◯◇塾に入って来たよね?」
と聞かれた。
「はい、そうです。よくご存知ですね?先輩は、ずっとあそこへ行ってたんですか?」
脇芽も触れず勉強をしようと決めていたから、塾に誰がいるかなんて見た事もなかった。だから、先輩が私を塾で見たと言われて、とても驚いた。
塾に向かいながら、先輩と連絡先を交換した。
「いつでも聞いてきていいから。」
と言ってくれる先輩の言葉に、私は嬉しくなり笑顔で ありがとうございます。と答えた。
道中は、先輩と塾の講師の先生の話で盛り上がった。
先輩はとても話し上手で、聞き出し上手でもあった。
「オレの名前は、藤堂 将貴(とうどう しょうき) 2年。」
「私は 澤木 里緒菜 1年です。藤堂先輩、宜しくお願いします。」
昇降口でお互いの自己紹介を済ますと、
「最近駅前の◯◇塾に入って来たよね?」
と聞かれた。
「はい、そうです。よくご存知ですね?先輩は、ずっとあそこへ行ってたんですか?」
脇芽も触れず勉強をしようと決めていたから、塾に誰がいるかなんて見た事もなかった。だから、先輩が私を塾で見たと言われて、とても驚いた。
塾に向かいながら、先輩と連絡先を交換した。
「いつでも聞いてきていいから。」
と言ってくれる先輩の言葉に、私は嬉しくなり笑顔で ありがとうございます。と答えた。
道中は、先輩と塾の講師の先生の話で盛り上がった。
先輩はとても話し上手で、聞き出し上手でもあった。