× × ──Grim Reaper──
チラリと声を発している男達を見て、席を立った。
今の時間は、午前の授業が終わり、昼休み。
特に用件はないけど、ずっと寝ていたため、体を動かしたかった。
「今 俺たちの事見たよな!?無視!?」
「あれれー?僕たち死んでないよねぇー?」
男達の横を通り過ぎると、何か言っているのが耳に入った。
このまま家に帰ってしまおうか。
今日もまた、晃雅の仕事に付き合わされるから。
家で準備を整えてゆっくりしておくのもいいかもしれない。