方言彼氏((関西弁))
私達が7歳の時。

私の両親が交通事故で亡くなった。

号泣していた私に彼は

「俺が一生千鶴を守るから。泣くなよ。
千鶴が泣いとったらお母さんとお父さんが悲しむやろ。
だから泣くな。隣にずっと俺がおるから。な?」

と声を掛けてくれた。

私はその日から内海家にお邪魔することになった。
< 4 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop