転生したので好きに生きようと思います!


ーーーー


顔や成績や運動も優秀。
そして我らが生徒会会長様
だけどハーレム願望があるのと
ポーカーフェイスが出来ないのが珠に傷…だけどな


「さてさて、皆さまこちらの部屋へ。」


キョロキョロ


「この水晶へ順番に手をかざして下され。
この水晶は触れたもののステータスや能力を読み取り、表示する魔法具です。

是非とも私達に皆様のお力を見せていただきたいのです」


ステータスを見せる?
自分のステータスを他人に公開するのは軽率じゃないか…?


「では、そちらの方から。」


「は、はい!」


スッ


ブンッ


なっ…どうなっているんだ?
弱過ぎやしないか?
俺と桁一つ違うじゃないか。


『どういうことだ?』


「ほんとどういう事なんだろうな!この水晶」


まずい!
俺のステータスは公開しないほうがいい気がする。それに嫌な予感がするしな…。
ひとまずここは《気配隠蔽》!!


「なぁなぁ、琥珀?ってあれ?また居なくなっちゃった」

良しこれで何とかやり過ごそう。


「じゃあ、次は俺が…」


!あいつの数値次第では俺のも公開するか検討してみるか。


~藤城~
パラメータ
生命力:300/300
魔力:450/450
攻撃力:700/700
防御力:400/400


「すご〜い!藤城君!ステータスがあんなに高い!流石《勇者》に選ばれただけあるのね〜!」


ダメか!
やはり俺の《暗殺者》のステータス値だけが異様にに高すぎる!
どうなっているんだ!?


「流石は《勇者》様。
素晴らしいステータスで御座います。

この世界の一般人は良くて攻撃力が100程度です。
戦闘向きの職業でも500が限界で御座います。

勇者様そしてここに居る皆様なら無事魔族をお倒しになられる事でしょう。」


何かがおかしい。何なんだ?この違和感は…



< 4 / 12 >

この作品をシェア

pagetop