転生したので好きに生きようと思います!
第一章
だが考えると言ってもサラン団長の騎士団に入って得はあるのか?
まぁ、その話はあとだ。まずは王女様の部屋にある魔石を消滅させないとな。
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コンコンッ
琥珀『どなたがいらっしゃいませんか?王城を歩いていたら迷ってしまったようで・・・』
?「はい。今開けます。」
ガチャ
琥珀『な!お、王女様のお部屋でしたか!失礼しました!』
王女「いえ。先程言っていたのでどういう経緯でこの場所にいるのかは分かりましたのでご案内致しましょう。」
琥珀『あ、ありがとうございます。お手数をお掛けします。』
チッ
これだと中には入れないな…。夜中に来て暗殺ついでに消滅させないとな…。
王女「いえ。貴方程律儀な方はいませんよ。久しぶりに貴方のような方を拝見しました。」
琥珀『え?私と同じように召喚された方が失礼を働きましたか?もし、そうだったら申し訳ございません!』
当たり前だろうが!わざわざ他の奴らよりも丁寧に話しているんだからな!
そうでもしないと王女の印象に俺が入らないからな。
王女「あ、いえいえ!違います!その、なんと言ったらいいか。貴方が他の方よりも律儀過ぎるというか・・・」
琥珀『あ、そういう事でしたか。向こうの世界では学校とは別に少し父の方の仕事を手伝っていたので…多分、その影響かと思います。』
王女「そうですか。余程良いお父上だったのですね?」
琥珀『ありがとうございます。』
王女「それでは、こちらが貴方のお部屋ですが道はある程度覚えたでしょうか?また迷いましたら気軽に声を掛けてください。」
フンッ
とっくに覚えたに決まってるだろうに。二度と聞かねぇよ!
琥珀『ありがとうございます。おやすみなさい。』
ガチャ
パタン
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