続・オトナになるまで待たないで
「どこに置いたらええ?」
「あ、それはこっちです」
「こっちやな」
さりげなく、入荷数のチェックしてるよ!
ああ、ゴウに教えたい!
それにしても
なんてテキパキしてる人なんだろう。
今まで緊張してよく分かってなかったけど、
オーナーなのに全然偉ぶってない。
偉ぶってないのに、
絶対に並みの人間じゃないって分かる。
すべて見通している感じ。
こういう人、知ってる。
ゴウのお父さんもこんな感じだった。
「ひっっっ……!」
の声で振り返ると、
キッチンの入り口に千鶴ママが立っていた。
顔面蒼白。
「おはよう」
オーナーが表情も変えずに言った。
「お、おはようございます」
信じられないくらい、小さな声。
お世辞言うことも忘れちゃってる。
ああ!
ゴウにこの顔見せてやりたかった!!
「あ、それはこっちです」
「こっちやな」
さりげなく、入荷数のチェックしてるよ!
ああ、ゴウに教えたい!
それにしても
なんてテキパキしてる人なんだろう。
今まで緊張してよく分かってなかったけど、
オーナーなのに全然偉ぶってない。
偉ぶってないのに、
絶対に並みの人間じゃないって分かる。
すべて見通している感じ。
こういう人、知ってる。
ゴウのお父さんもこんな感じだった。
「ひっっっ……!」
の声で振り返ると、
キッチンの入り口に千鶴ママが立っていた。
顔面蒼白。
「おはよう」
オーナーが表情も変えずに言った。
「お、おはようございます」
信じられないくらい、小さな声。
お世辞言うことも忘れちゃってる。
ああ!
ゴウにこの顔見せてやりたかった!!