もっと生きたい君と、そうでもない僕。
学校が終わった、放課後。
鈴音「わぁーーーーーー!!!!あのぬいぐるみめっちゃ可愛い!ねえとってとって!」
「うん、わかった、取るから、ちょっと落ち着いて」
鈴音「(´・ω・`)」
「ほら、そんな顔しちゃあ可愛い顔が台なしになっちゃうよ」
鈴音「いきなりデレないでぇ!」
顔を真っ赤にして叫んで来る。とても愛おしい。
…………
「ほら、取れたよ」
鈴音「ワーイ!」
「アイスホッケーでもやるか?」
鈴音「やるやる!勝ってやるぞ!」
「元気だねぇ…」
鈴音「あったり前じゃん!いこいこ!」
第一回
鈴音の勝ち
第二回
鈴音の勝ち
第三回
鈴音の勝ち
「うわっボロ負け…」
鈴音「弱いだけだよ!」
「うぅ…」
鈴音「ほら、本屋もよりたいんでしょ!行くよ!」
「はーい」
凄く頼もしい。さすが彼女だ。
…………
鈴音「ちょっと何冊かったの?!」
「12」
鈴音「よく小説ばっか読めるよね…」
「まあまあ、人それぞれだよ」
鈴音「(っ'ヮ'c)」
「落ち着いて」
あははっと彼女は豪快に笑う。
可愛くて、愛おしい。

帰り際
鈴音「じゃあ、また明日。」
「うん、また明日」
大好きだよ
そうつぶやいたら彼女が顔を真っ赤にしてこっちを振り向いた
そして小さな声で言った。
「私も……………じゃあねっ!」
あんなに恥ずかしがり屋だったけか。まあいいか。




残り、6日と4時間59分。
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