もっと生きたい君と、そうでもない僕。
水曜日。
鈴音「〇〆ヽ ̄×℃¥$%&♂♀※◎■△※∀∵≡∇⊃∫~~~~~~!!!!!」
「おい、ちょっと落ち着け。」
鈴音「だって!だってよ!リリカルグッズもコスプレもたくさんあるんだよ!落ち着けないのぉ!ほらぁ行くよ!」
彼女に手を引かれて走る。
相変わらずのテンションだな。
でも、こんなに喜んでもらえてよかった。
鈴音「あ、これトルエンシガーじゃん!好きだったよね!」
「おう。よく覚えてるな」
鈴音「あったり前じゃん!忘れる訳無いよぉ!」
「あ、スレートのストラップだ。」
鈴音「あっ、マジじゃん!んじゃこれ買おうよ!」
「ん。いくら?」
鈴音「一つ432」
「まあ、そんなもんか」
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
鈴音「いよっしゃーい!楽しかったぁー!」
「喜んでくれてなによりだよ」
鈴音「ほんっっっとにありがとーーー!!!」
「いえいえ、どういたしまして。」
鈴音「そうだ!そこのパンケーキ屋さん行きたい!」
「ん。いいよ。行こうか」
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
鈴音「んま~」
「うん。スゲー美味いな。」
鈴音「あーうま~いー」
「ほら、ちょっと落ち着いて。ここついてるから」
鈴音「んにゃ?」
チュッ
鈴音「んにゃぁぁあ!!!」
「店内だから落ち着いて。」
鈴音「そーゆーとこほんとずるい!」
「はいはい」
このやり取りももう残り僅かと思うと、寂しくなって来る
最後の一時まで、しっかりと愛していこう。



残り5日と59分。
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