嘘はもう、
「…ん〜今は言わねえ。……片付けの前にさ、話あるから覚えといて?」
…ん?え?!話!?!?
「うん、分かった」
「ん」
クシャッと私の頭を撫でて、ちゃんとお化け役しろよ、と言って吉田くんは自分の位置に行った。
午前中、私はずっと吉田くんの言ったことが頭から離れなかった。
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