breath
樹さんの唇が……、舌が……、指が……私を翻弄している

私の身体は従順で、彼が与えてくれる刺激が……私を支配する

樹さんは、そんな私を見ながら

「明日美、綺麗だよ……」

って優しい言葉を与えてくれる。単純な私なので、その言葉を信じてしまい、身体が悶え、もっと彼を求める

樹さんの指が今日、初めて見せる場所を刺激しだした。その動きに答え、蜜が溢れ出す

樹さんはニヤッと悪戯な笑みを漏らし

「明日美、エロいね……」

と私を煽る


私は、今、幸せの絶頂にいるんだと実感し、全身で実感し、もっと樹さんが欲しくなる

「ーーー樹さん……もっと……」

ってねだってしまうと、樹さんは、興奮しながら

「明日美………入れていい?」

って、優しく確認してくれるので、私は『うん』って頷いた

久しぶりなので『入るかなと……』と思ったけど、樹さんが丁寧に愛撫してくれたので、蜜が溢れ出している


< 115 / 657 >

この作品をシェア

pagetop