breath
今日は朝から受付。隣にいるのは、4コ上の山下先輩。美人で、頭が良く優しい理想の先輩だ
山下先輩が受付に座ると、ちょっと年配風の男性社員が声をかけてくるのが多い。
今日も朝から部長、課長連中が直々に挨拶をしに来ている
私が、内線の電話を置いて、正面を向くと
「おはよう。望月さん。」
爽やかに微笑む、30代半ばの男性が私の正面に立っていた
「専務おはようございます」
社長のご子息である、加藤専務。お顔を見るのは1ケ月ぶりだろうか
「そういえば、望月さんひったくりに遭ったんだって?大丈夫?」
「ご心配ありがとうございます。擦り傷ぐらいだったので、大丈夫です」
専務は私の方を心配そうな眼差しで見ながら
「擦り傷だって、嫁入り前の望月さんには大変なことだ。何かあったら、僕に相談するんだよ」
って言いながら去っていった。社交辞令でも、言葉にかけてくれると嬉しいと思う。
そういえば、樹さんの笑った顔と樹さんの顔が似ていると思うのは気のせいだろうか?
山下先輩が受付に座ると、ちょっと年配風の男性社員が声をかけてくるのが多い。
今日も朝から部長、課長連中が直々に挨拶をしに来ている
私が、内線の電話を置いて、正面を向くと
「おはよう。望月さん。」
爽やかに微笑む、30代半ばの男性が私の正面に立っていた
「専務おはようございます」
社長のご子息である、加藤専務。お顔を見るのは1ケ月ぶりだろうか
「そういえば、望月さんひったくりに遭ったんだって?大丈夫?」
「ご心配ありがとうございます。擦り傷ぐらいだったので、大丈夫です」
専務は私の方を心配そうな眼差しで見ながら
「擦り傷だって、嫁入り前の望月さんには大変なことだ。何かあったら、僕に相談するんだよ」
って言いながら去っていった。社交辞令でも、言葉にかけてくれると嬉しいと思う。
そういえば、樹さんの笑った顔と樹さんの顔が似ていると思うのは気のせいだろうか?