breath
「そうなんですね。すごく仲が良いと思いました」
「姉みたいな存在だからね……」
と話しながらズズッーと熱いほうじ茶をすする。とてもおいしい。どうやったら、こんな入れ方ができるのかしら……なんて思っていると
「今日、君が私の部屋から出て、エレベーターを乗った時、藤崎くんと二人っきりだった。その時、何かされたのかな?」
突然話を専務が話を切り出した。私は驚き
「何で知っているんですか?」
と聞いてみると、専務は私の目をジッと見つめ
「君の体調が悪くなったと聞いた時、原因が思い浮かばなかったので、部屋を出た後の君を監視カメラで調べたら、それしか出てこなかった」
さすが専務。カメラで私の行動を知ることも簡単か……改めて思った
「藤崎さんとは偶然居合わせだけで、何もされていません」
真実はこれしかなかった
「それならいいんだが……彼女は樹と付き合っていると周囲に漏らしていると聞くじゃないか」
「姉みたいな存在だからね……」
と話しながらズズッーと熱いほうじ茶をすする。とてもおいしい。どうやったら、こんな入れ方ができるのかしら……なんて思っていると
「今日、君が私の部屋から出て、エレベーターを乗った時、藤崎くんと二人っきりだった。その時、何かされたのかな?」
突然話を専務が話を切り出した。私は驚き
「何で知っているんですか?」
と聞いてみると、専務は私の目をジッと見つめ
「君の体調が悪くなったと聞いた時、原因が思い浮かばなかったので、部屋を出た後の君を監視カメラで調べたら、それしか出てこなかった」
さすが専務。カメラで私の行動を知ることも簡単か……改めて思った
「藤崎さんとは偶然居合わせだけで、何もされていません」
真実はこれしかなかった
「それならいいんだが……彼女は樹と付き合っていると周囲に漏らしていると聞くじゃないか」