breath
次の日、実家から会社に向かう
昨日、あの話が終わり実家に戻ってきた。
荷物はキャリーバック1個できたので、帰りもそれだけ
樹さんは『車で送る』と言ってくれたけど、会社もあるので一人で帰った
でも、すぐに戻れると思っていたから、寂しい気持ちなんて全くなかった
今朝は実家から職場まで電車通勤
久しぶりだから満員電車で疲れてしまう
会社に到着し、秘書課へ向かう
受付をしていた時と入り口もエレベーターも違うので、一般社員の人と会うことはない。もちろん藤崎さんにも……
ーーー
「おはようございます。」
専務室に入ると、早い時間なのにもう専務は出勤している
「一昨日はご迷惑をおかけして、申し訳ございません」
ペコリと頭を下げ、お詫びをする
「体調が戻って安心したよ。今日は実家から来たのですか?」
「はい。昨日戻りました」
専務は意味不明に、クスッと笑い
「交通費の届出の変更の手続きをしておきなさい」
「えっ、でもすぐに戻る予定なので……」
昨日、あの話が終わり実家に戻ってきた。
荷物はキャリーバック1個できたので、帰りもそれだけ
樹さんは『車で送る』と言ってくれたけど、会社もあるので一人で帰った
でも、すぐに戻れると思っていたから、寂しい気持ちなんて全くなかった
今朝は実家から職場まで電車通勤
久しぶりだから満員電車で疲れてしまう
会社に到着し、秘書課へ向かう
受付をしていた時と入り口もエレベーターも違うので、一般社員の人と会うことはない。もちろん藤崎さんにも……
ーーー
「おはようございます。」
専務室に入ると、早い時間なのにもう専務は出勤している
「一昨日はご迷惑をおかけして、申し訳ございません」
ペコリと頭を下げ、お詫びをする
「体調が戻って安心したよ。今日は実家から来たのですか?」
「はい。昨日戻りました」
専務は意味不明に、クスッと笑い
「交通費の届出の変更の手続きをしておきなさい」
「えっ、でもすぐに戻る予定なので……」